説明文 |
「正チャンの冒険」は大正12年『日刊アサヒグラフ』で連載が始まり、日本初の日刊連載の四コマ漫画となった作品。作者は織田信恒(小星)と椛島勝一(東風人)。関東大震災で『日刊アサヒグラフ』が廃刊になると、大阪・東京の両『朝日新聞』に移り人気を呼んだ。朝日新聞社より大正13年から単行本化され『お伽正チャンの冒険』全7冊と『正チャンの其の後』(未所蔵)が刊行された。
キャラクター商品の先駆けともいわれ、正チャンの被っている先端にボンボンのついた特徴的な帽子は、現在でも「正チャン帽」と呼ばれることがある。 |